立命館大学での授業-テーマ「フィリピン戦」(2014.11.18)

・日本政府が戦争に関する法を変えようとしていることは知っていたが、どこか自分には関係のないことだと感じていた。しかし、映像を観て戦争が与える影響ははかりしれないものだと改めてわかったし、戦争なんて起こすものではないと感じた。日本だけでなく世界に目を向けて、政府が誤った方向に向かうことがないよう関心を持っていきたいと思った。

・今を生きる我々は、過去を過去のものだとするのではなく、過去から学び、未来への教訓としてつなげていかなければいけないと改めて強く感じた。

・涙が出ました。「戦争は人を狂わせる」この言葉が印象的です。フィリピン、日本兵双方の気持ちに胸が痛くなりました。戦争は悲しいものです。絶対に繰り返したくない歴史です。ただ、その罪におぼれることがあってはいけないと思いました。その中を泳いで行く事が大切だと思います。罪をかきわけ、乗り越えて新しい平和な世界を創るのが、私たちの役割だと思いました。

・私の知らないことばかりでした。普通に教育を受けて育ってきたのに、日本がしたことに対してこんなに無関心だったことに、自分が怖くなりました。よくいわれることですが、日本はもっと過去と向き合って、自分達のしてきたことをメディア・教育で子供たちに伝えていくべきだと思います。そんな知識をもったら、外交もよりよく変わっていくのではないかと思いました。

・これまで戦争に関する話題といえば、アメリカやロシア等大国のことしか考えたことがありませんでした。しかし、今回はフィリピン人の思いや憎しみが、鮮明に伝わってきました。日本人が犯した罪を感じました。僕はそんなこと全く気にすることなしに過ごしてきたけれど、今後は実態を学んで、日本という国の現状としっかり向き合っていこうと思いました。

・ビデオを見る前、「戦争」とは歴史の中で起きた出来事だから、しょうがないものだと考えていました。でも、そうじゃなくて本当に悲しい出来事であり、もっともっと戦争についての知識を増やすべきだと思いました。

・戦争体験者の話を聞いたのは初めてだった。思ってた以上に刺激を受けた。自分に置き換えると、フィリピン人のようにゆるすことができないと思う。日本兵をゆるすと言ったフィリピン人はすごいと思った。

・僕は日中韓の現状しか認識しておらず、フィリピン戦については世界史でちらっと覚えた程度でした。日本の教育にも問題があるのではないかと思います。もっと学ぶべきだと思います。

・私たちが出来ることは「少しでも語り継ぐ人を増やし、追体験を続ける」ことです。過ちを繰り返している国が今もあるということを再認識し、負の連鎖を断ち切らなければなりません。

・今日の講義を聞いて、戦争に対する見方が少し変わったような気がする。今までは被害の立場から見ることが多かったけれど、フィリピン戦では間違いなく逆の立場だった。戦争を起こしてはならないという思いがより強くなった。

・元日本兵も上官からの命令により虐殺行為を行っていたと考えると、元兵士もかわいそうだと感じました。私たちはもっと過去のことやフィリピンのことを知る義務があると感じました。

・今まで色々な戦争体験の映像を見てきた中で、とてもインパクトの強いものでした。同じ事柄に双方の意見が聞けるということはそうそうないなと思いました。

・自分の中の視野が広がりました。今まで日本がしてきた過ちに目を向けるという考えがありませんでした。日本がしてきたことによって、心身ともに傷ついた人がたくさにることがわかった。この問題はこれから、グローバル化していく経済にとって課題になっていくことだと思いました。

・日本軍が何をしたのか、何も知らなかった。それなのに、知っているつもりでいました。現地では今も悲しみに暮れている人々がいるのに、日本人の我々が何もしらないというのはおかしな話だと思った。日本兵の気持ちをも考え、私たちに何ができるか考えることが大切なのだと感じました。「戦争は誰もが犠牲者である」という言葉にとても感じるものがありました。

・知るということは、その国で生まれた国民の責務であるし、他国は日本よりもその意識を強くもっているようなので、知ることで相手国と同じ土台にたたなければ本当の相互理解は訪れないかなと思いました。

・戦争体験を直接聞ける最後の世代なので、積極的に聞いて知って、後世に伝えていくべきであると感じた。

・もっと多くの日本人に伝えなければならないことだと感じた。知らないことがまだまだ多くあると思う。「知らない」と目を閉じるのではなく、知らなければならないことだと感じた。

・今日の講義で、戦争というものが人間に悲惨な感情や苦しみを与えるということを知ることができた。戦争は人を殺すことができる、今の世の中ではあり得ないことだ。これから二度と起こさないためにも、若い私たちの世代が次世代へと伝えて行く事が大切だと感じた。もっと命の大切さを一人ひとりが感じる必要があると思った。

・国内の戦争について学んだことはあったが、フィリピンについては今回が初めてであり、戦争を経験した人の話を聞くと戦争が本当に恐ろしく、残酷だった。日本は全て自分の利益のためにまるでフィリピン人を物のように扱い、いやむしろ物よりも酷い方法で村人を殺した話を聞いているだけで辛く、胸が苦しくなった。

・一番印象に残ったのは「私は実行犯だった」という言葉です。今まで歴史の教科書などで日本軍の加害についての記載をみてもスルーしてしまっていたけれど、双方の話を聞いて、ほんんの少し戦争の実感がわきました。

・昔フィリピンに派兵していたことも知らなかった。被害者・加害者双方にデメリットを与えるという点において、やっぱり戦争は悪いものだと再確認した。

・命令だから仕方がないと話していた方の言葉が非常に印象的でした。無知は恥だと思いました。周りの意見に流されるのではなく、自分の意志を持つことが重要だと思いました。そして過去の問題に対して向き合うことが大切だと思いました。

・大切なことは、自分自身が過去の事実を知り、どのようなことを行っていくかを真剣に考えることだと思います。何らかの考えを持って生活しなければならないと思いました。

・学校の平和学習で、戦争について学んだり本を読んだりしていたけれど、自分たちが背負っていると思うことはありませんでした。しかし今日の授業で、しっかり歴史を学んだ上で、しっかり考えてゆかねばと思いました。国境を越えて行きかう人が増えるようになってきた時代だからこそ、その姿勢が重要であると思います。

・戦争を実際に経験したことのある人の話は、今の世代しか聞けない。そのことを改めて考えた。実際に経験した人が減り、そのような人の声がなくなると、日本人はもっとしっかり戦争や歴史について考える人が減って行くのだろうと不安になる。

・日本兵の中にも申し訳ないといういった気持ちがあることがわかった。これから、同じ事が繰り返されることのないよう、自分たちの世代で少しずつ解決していくことが大切だと思った。

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