『戦争の作られ方』出版記念会

8月14日(日)、『戦争の作られ方』出版記念会を予定しています。
通常のワークショップとは異なりますが、著者と直接対話できるまたとない機会です。

著者の一人、浅井久仁臣(あさいくにおみ)は元AP通信(米)記者。フリーランスの戦争取材特派員としてTBS等と契約、30余年世界各地の戦(紛)争を追い続けてきたBFPの監事です。
もう一人、猪熊得郎(いのくまとくろう)は、15歳で陸軍特別幹部候補生に志願し、シベリア抑留を経て1947年に帰国した元少年兵です。現在は「語ってから死のう」を合言葉に、積極的に語り継ぎの活動を行なっているBFPの正会員です。

一般的な出版記念会のような乾杯はありませんが、お茶とケーキをご用意してお待ちしています。午後のひとときをご一緒できたら嬉しいです。

会場は日本のクラシックホテルの代表格、千代田区の「山の上ホテル」です。著作家の都心の避暑地とされ「文人の宿」とも言われることで有名なので、ご存知の方も多いことでしょう。

太平洋戦争中には帝国海軍に接収され、戦後はGHQ陸軍の宿舎として使われていたそうです。そのように歴史ある建物で、「戦争の作られ方」をテーマに、これまでの人類の歩みを振り返りつつ、今後の未来を明るく考えるひと時にしたいと思っています。

お申し込みをお待ちしています!
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日 時:2011年8月14日(日)午後2時~5時
会 場:山の上ホテル本館「ラヴィ」
参加費:4,500円(学生2,500円)
*ケーキセット、『戦争の作られ方』冊子等の実費を越える
分はBFPへの寄付として受け取らせて頂きます。
*当日の受付をスムーズにする為、事前振込みとさせて
頂きます。先着50名での開催としますので、お早めに
お申込とご入金をお願いします。
1.お名前と2.ご所属をお知らせください。当日配布する
参加者名簿に公表させて頂きます。非公開希望の方はその
旨もお知らせください。
内 容:午後2時~ 開会
午後3時~ 著者トーク
浅井久仁臣「今の戦争」
猪熊得郎「昔の戦争」
午後4時~ 交流
午後5時   終了

BFPでは、これまで戦争体験者のメッセージ記録という、いわば「生の声」という情感的な面を重視した活動を主に行なってきました。その一方、戦争が起きる仕組みについて学ぶ勉強会を重ねたり、2009年の5周年感謝祭イベントでは「戦争はなぜ起こるのか」というテーマでワークショップを開催したりしました。つまり、戦争が起きる仕組みを捉える論理的な観点にも着目することで、多面的に戦争を捉えていきたいと考えていました。

そしてこの度、『戦争の作られ方』(110ページ)というブックレットを発行しました!

第1章では、30年間にわたり戦(紛)争を追い続けてきたBFP監事の浅井久仁臣が、「今の戦争」について分かり易く解説しています。戦争の仕組みの内幕が手に取るようにわかり、改めて戦争の愚かさが実感できると思います。

第2章では、「昔の戦争」と題して、第二次世界大戦に少年兵志願をした、BFP正会員の猪熊得郎が当時の兵士の立場で解説しています。戦争体験者から実際に話を聞く際に、知っておくと役立つ豆知識も豊富です。

第3章では、「元日本兵の心の澱(おり)」と題して、戦後何十年経とうとも癒えることのない心の傷を考えます。今も世界のどこかで争いが続いていますが、その事がもたらす悲惨さや悲しさを再認識することが、戦争を知らない世代に求められていると思います。

BFPは戦争のない平和な社会を目指し、国境を越えた多様な世代とのつながりを持つ場を、今後も広げていきます。過去ときちんと向き合うことが、新たな未来をつくる一歩になると信じて…

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