・フィリピンを昔、植民地にしていたことは知っていましたが、「原爆」のイメージが強すぎて、「日本は被害者」と思っていた部分がありました。ちゃんと知らないことが多くあると感じました。
・私たちが戦争の出来事に関心をもち、次世代に伝えていかなければ結局は人々が戦争を軽視してしまい、再び戦争を起こしてしまいかねない。考え方によっては、戦争体験者の生の声を聞く事のできる私たちが一番戦争について伝えていく義務があるのではないかと感じた。
・日本は原爆を落とされたり、沖縄で地上戦があったり被害の印象が強かったが、その認識が変わった。被害者と加害者の心の傷は一生消えないのだと感じました。
・フィリピンの被害者の方々の声が日本に十分届いていないので、現地の方の話を聞けて印象深かった。今日のことを忘れないようにしたい。
・今日の授業で、私たち大学生のような若者が過去の歴史をわすれないことが大切だと思いました。これからたくさんの知識をつけ、かつ平和を実現させるためのアクションを起こしたいです。
・高校時代などある程度平和について学び、戦争は漠然とダメだと思っていましたが、今日の話には衝撃を受けました。日本人として目を背けたい気持ちですが、やはり過去の反省を生かすためにも僕らの世代が知っていくことが大事だと本当に思いました。
・自分が知らないことばかりだった。生の声をもっと聞いてみたいと思った。
・日本兵の思いを伝えることで、日比交流が生まれる素晴らしい活動だと思った。
・「戦争は被害者も加害者も傷つける」という言葉には、被害者が感じた怒りや無念、加害者が感じたやるせなさが如実に表されていると思った。平和を実現していくためには、今日のことを知っておかなければならないと思った。一方、日本兵が戦ってくれた先に私たちがいることもわすれてはいけないと思った。
・自分も含め、戦争を知らない時代に生まれた人たちは、心のどこかで戦争を軽視しているなと映像をみて思った。「1日戦争をしたら人がたくさん死ぬのが戦争」という言葉心に残った。確かに自分は戦争をしても自分は関係ない、死なないと思っているかもしれないと感じた。
・私たちが戦争の話を聞ける最後の世代だというのは事実であり、私たちが後世に伝えていかなければいけないと強く思いました。改めて戦争に向き合うことができました。
・高校の世界史などでフィリピン戦にも触れたが、今日の講義で深いところまで知ることができた。改めて戦争はしてはいけないものだという認識を深めることができた。人を殺す立場の人々も辛い思い、後悔をしているのを知ることができた。過去の戦争を決して忘れることなく、記憶しておくことがとても大切なことだと思った。
・今までは出来事があったことしか学んできませんでしたが、そこの中での人々の思いや辛さ、悲しい思いを知ることができました。これから伝えていかなければならないのは、出来事ではなく人生を送ってきた人々の声や思いなのだと思いました。
・戦争への無知、興味関心の希薄さが一番の罪だと感じた。歴史を知るということは重要だと思った。
・これまで聞いてきたのは、被害者の立場からでした。今回は加害者の立場から戦争の話を知り、戦争の悲惨さ残酷さを感じました。
・フィリピンを視点とした授業だったので新鮮だった。こういう「戦争の傷」というのは、私たち若者こそが語り合うべきではないかと感じました。
・戦争を様々な側面から考えなければならないのだと実感した。戦時中は全部隊に食料の支給があったと思っていたが、現地調達の部隊もあったと初めて知った。やはり戦争はしてはいけないと感じた。
・今日フィリピンの人たちの思いを聞いて、知らなかったことが恥ずかしいと思いました。日本の被害話だけが私の頭に強く残り、日本兵が加害者としての事実は頭の片隅にある程度だったので、もっと知っておくべきだと思った。
・正直、戦争を体験していない私たちのことを恨まれてもこまると思ったことはありますが、今は被害にあった国の人の気持ちを汲み取り、再び戦争を起こさないようにするのが後世にのこされた私たちのすべきことなのかと思うようになりました。
・まずは戦争体験者に聞きたいという需要がないと、体験者からの供給もおとずれないと知りい、自分の祖父に話を聞いてみようと思いました。この授業を通しても「平和」というキーワードを大切にして、これから生活していこうと感じました。
・今までの学習で戦争のことについて理解したつもりになっていたが、今日の講義を受けてそれは間違いであったことに気づいた。今の日本は戦争にたいする認知が非常に低くなっているように思う。平和な社会を目指すことはとても良いことだと思うが、それとともに戦争を体験した人の怒りや悲しみを風化させてはならない。
・戦争は二度と繰り返してはいけないと小学生の頃から、授業などで教えてもらいました。しかし、私が戦争について知っているのは戦争は恐ろしい、広島・長崎の原爆くらいです。日本がどこの国を植民地にしていたのかとかは全然知らないです。もっと知る必要があると思いました。
・戦争体験者に直接聞ける間に何か行動を起こしたいと思います。
・日本とフィリピンの間に生まれた大きな溝。これを埋めていくのは簡単ではない。しかし、これから歩み寄ろうというのは、我々のような次の世代だ。このような過去を知りつつ、理解した上で、交流を深めていきたい。
・私たちはどうすることもできません。過去を変えることも。しかし、そこでの出来事を知ることはできます。知ることで、過去の人たちは報われると思います。
・個人個人はわかりあえても、過去の国どうしの争いによる日本人のイメージは長く語り継がれていく。これでは国同士がわかりあうことはできない。しかし、このままでは平和は守ることはできない。「平和」を築くための政治を行っていくべきだと考えました。
・自国の行ったことを知らないで、他国の人と話すことの不届きさや意識の低さは計り知れないものである。答えがでなくても、次世代に伝えていくべきだと感じた。
・自分に何ができるのか、これからどうこの問題に向き合えばいいのだろうか、今日から考えていこうと思います。
・戦争で受けた傷は私が想像しているよりもはるかに深いものだし、二度と繰り返してはいけないことだと思う。しかし、戦争の傷を未来にまで持っていく必要はないと感じた。「戦争を忘れない」のは重要なことだが、だからといって私たちの世代がそれに負い目を感じる必要はないし、感じてはいけないとさえ思う。私たちの世代がすべきことは「旧」日本を憎み、二度と同じ轍を踏まないよう努めることだと感じた。
・今までは昔の人は頭がいかれていると思っていたが、今日ビデオを見て思ったのは、昔の人全員がいかれているのではなくて、上に立つ人間さらには、国自体がいかれていたんだと思った。
・フィリピンといえば正直バナナの生産地というイメージしかなかったが、今日の話でイメージが変わった。昔の日本人がしたことだからといって、関係のないことだと考えるのではなく、同じ日本人だからこそ、また過ちを繰り返すことがないように日本人が実際にした事実として受け止める必要があると思った。
・これまで、日本とフィリピンはあまり関わりのない関係だと思っていた。でも、今回の講義の話やビデオを見て、日本とフィリピンの関係を知って驚いた。
・戦争を知らない世代の上に、フィリピンとの関係も正直妖魅がなかったが、戦争で家族や居場所を失った人たちはいるし、同じ日本人として他人事や知らなかったでは終われないと思った。
・日本の学校では、戦争で原爆を落とされたことばっかだ。フィリピンでこんなことがあったなんて今日初めて知った。日本がとてもひどいことをしてきたのに、それを学ばない日本の教育はおかしいと感じた。これからでも、日本が戦争でひどいことをした国などには何らかのかたちで支援すべきだと思った。
・フィリピンの国民性である「Hospitality」によって、日本人のことを受け入れてくれていることを初めて知った。私たちは次世代に伝えていくことが必要である。
・過去を省みない未来志向では、意味がないと思った。
・日本人は、他国の人たちに比べて自国の過去への認識が甘いと感じました。ドイツの人たちはヒトラーが犯した苦行の責任も現代人が背負っているが、日本人は過去に日本がやったことを知らないし、背負おうともしない。過去の過ちから目を背けていると、また同じ過ちを犯してしまう。現代で平和な社会を作るためには、過去の過ちにもしっかりと向き合うことが大事だと感じました。
・私は中学、高校と日中韓歴史体験キャンプという日本人、中国人、韓国人の学生が平和について語り合う合宿に何度か参加したことがありますが、普段中よかった韓国人が戦争の話になった瞬間、日本を責めてきたことに驚きました。まるで自分が体験したかのように激しい感情を抱いていて驚きました。韓国に対してどうすればよいのかと考えていたところだったので、ためになりました。
・自分が当時日本兵だったら、同じことをしていたと思う。現代、それがブラック企業という形で高圧的な上司と、これが当たり前という環境で日本のサラリーマンを苦しめている。
・印象的だったのは、日本兵の方々が悔いながらも、どこか仕方ないといった様子で話していることです。実際に体験した人でないとわからないことがあると感じました。
・映像を通し、文面で知るのとではこうも差があるのかと驚き、こうしたことを繰り返してはいけないと強く思いました。
・戦争を経験した人にしかわからない苦しみや怒りがあるということが勉強になった。知ろうとしなければ何も知らないまま戦争体験者がいなくなってしまうので、話を聞いて考えることがどれだけ大切か、痛感した。
・今の日本とフィリピンの関係をよりよくするためには、この過去の事実をお互いに理解しあわなければならないと感じた。
・ドイツの歴史教育に正直違和感を感じていたが、確かに自分自身がしたのではないですが、戦争が起こり、お互い犠牲はでていますが、そのこと自体を特に気にせず生きていくのは、いささか無責任であったのかなと考えさせられました。
・フィリピン戦で日本兵は他の国での戦争よりも多い戦死者を出し、またフィリピン人の死者に関しては、日本人をはるかに越えたということを知り、戦争は本当に残酷なことだと感じました。
・他国に目を向けるのではなく、自分の国に対してしっかりと向き合う機会が必要だと思った。今回は何か特別な説得力があって、とてもリアルで身近な問題として、戦争について考えることができた。
・戦争はよくないこと、という漠然とした認識しかなかったが、今回のお話を聞いてより鮮明に戦争への嫌悪感を持ち、戦争がいかに残虐的なものかということがわかった。
・BRIDGE FOR PEACEを通して戦争を知らなくちゃいけないなと思いました。活動に積極的に参加してみたいです。
・今日BFPのビデオや話をきき、加害者である元日本兵の方々も罪悪感を胸に抱え、これまで話せなかったという程苦しんでいたことがわかった。短いじかんではあったが、今日は本当に良い経験ができたと思う。視野が広がった。
・今まで、中国、ドイツ、アメリカなどの戦争の話ばかり聞いてきていたので、もっと情報が知られていたらと思う。沖縄や長崎などのように情報が得られる場面が増え、多くの人に知られれば、また深く考えられ、戦争での後悔や反省ができ、繰り返さないようにできると思う。
・今まで過去の戦争の歴史の話を聞いても、いまいち実感がわかず理解することができずにいたが、今回上映されたビデオをみて、被害者だけではなく加害者の話もきき、少し過去に戦争があったということを実感がもてた。過去の日本の戦争について調べてみたいと思う。
・後世の私たちは、何もしていないので悪くはないです。しかし、そういう問題ではなく、二度とこのような悲劇を繰り返さないように伝えていくべきだと思います。これが後世を生きる私たちの使命だと思いました。
・私は海外旅行が大好きなので、現在のことだけでなく、世界の過去について調べ、知ったうえで他の国を訪れることが大事であると思いました。