10代、20代参加者より(2006.1)

時代と共にうすれていっているように見える戦争の傷。でも、それは若い人たちの中だけであって、実際は政治問題をも巻き込むくらい、色濃く残っている。私たちこそ、改めて戦争がもたらした悲劇に触れなければいけない、そう思えるようになりました。(J.Kさん、10代/高校生)

ビデオメッセージや、元日本兵の方が書いた出版物を見て、こんなことは、もう起きてほしくないし、自分の子どもたちに味合わせたくないと思いました。私がもし、お母さんになって、子どもができたときに、自分の考えをもって行動できる人、周囲のことを考えて行動できる人が世の中にたくさん存在する世界になってほしいと思って、私自身、これから考えていきたいと思いました。(Y.Kさん、20代)

戦争って何だろうと考えさせられました。同じことをしても、戦争中は英雄だったり、戦争後には犯罪者だったり。一人ひとりの気持ちで考えると、家族を殺されたり、戦争で何かを失ったりすることはとても悲しいのに、国やいろんな大きな力の前に立つと、飲み込まれてしまってどうすることもできない。それが普通のように起こってしまう戦争は、やっぱりおかしい!と思いました。(Y.Fさん、20代)

人が殺しあう戦争もテロも人が悲しくなることはなんでもいやです。言うことや思うことは簡単だから、というか言葉にすると軽くなったりなんだか自分自身むずっとしてしまうけどでも少なくとも私のまわりにいるひとは絶対幸せでいてほしい。それと同じようにみんなそう思ってるんだけど「戦争」とか「社会問題」といわれることを急にいいだしたりしたらきっと友達も驚くんだろうなと思います。(20代女性)

一人一人の心の中に平和が無いと平和は成り立たないのと同じように、一人一人が自分と「向き合う」という事の必要性を感じました。今って、人の価値観で生きている人が多いんじゃないかと。「平和」を望んでいても、変わり者だと思われたくないとか、他の事で忙しいとかで、関心がないように振る舞っていたり。個人個人の意識の変化が必要なんだろうなと。(A.Tさん、20代)

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