私は風船爆弾を作っていた~15歳の学徒動員、小岩昌子さん

 小岩昌子さん(92才)は1944年、女学校2年の時に学徒動員で、北区王子にあった軍需工場で、風船爆弾の材料の和紙をこんにゃく糊で
重ね貼りする労働に従事させられました。女子学生たちが朝から晩までひたすら和紙を貼り合わせたといいます。

 直径10メートルにもなる気球は爆弾をつけて、福島県勿来(なこそ)などから打ち上げられ、偏西風に乗ってアメリカまで飛ばされ、落ちたところで爆発する計画でした。実際に山火事やピクニックに来た牧師家族6人が亡くなりました。

 小岩さんは、自分は青春を奪われた被害者だと思っていたが、風船爆弾が実際に死者を出した殺人兵器だったと知った時、
「自分は加害者だった」
と気づき、体験を語り伝えています。曲がった指先を見つめると戦争を思い出し、戦争は再びあってはならないと話します。

 今回は小岩さんの証言映像をみて、参加者の皆様と女学生の学徒動員について考えます。お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。

日 時:2020年10月11日(日)10:30〜12:00
定 員:10名
参加費:BFP会員は無料。まだ会員でない方は…
    こちらから登録して頂ければ、直後に無料でご参加頂けます。
 
   会員以外は、1回1000円でご参加頂けます。ただし、学生さんは無料です!
   こちらのサイトをご確認いただき、振込み又はクレジット決済
   (ワークショップ3回分からお支払可能)をお願いします。

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